初代糠加雅晴が大正9年に創業し、昭和15年に東京都板橋区に移りました。戦前は陸軍造兵局と取引があり、全国から集荷された金属スクラップ(銅、アルミニウム)をインゴットにして納めていました。戦後再生ガラス製品を作る事業を行っていました。昭和21年堀井太朗氏が当時の日本の食料難由肥料と農薬を作りたいとの要請で敷地内の一角に志村化工㈱を設立し、硫酸銅の製造、硫酸ニッケルの製造、電解ニッケル事業に進出致しました。
私たちはこれまで出会いを大事にし、お客様の御役に立つこと、必要とされることにまっすぐ真剣に向き合い100年になります。
創業時の非鉄金属スクラップの集荷から始まり、途中金属の二次精錬業、ニッケルの事業を営み、現在はダイカストに使用される非鉄金属合金地金をダイカスト事業者向けに自社トラックにて小回りを利かせ卸売り販売する地金問屋です。併せて平成20年より産業廃棄物収集運搬業を開始し、現在積み替え保管の作業も行ってまいりました。
当社として従来の卸売り販売の機能を併せつつ独自の付加価値を創出し、これからもお客様に必要とされるよう未来をはるかに見据え挑み続けて参ります。
※ダイカスト (die casting) とは、金型鋳造法のひとつで、金型に溶融した金属(溶湯)を圧入することにより、高い寸法精度の鋳物を短時間に大量生産する鋳造方式です。ダイキャストとも言われます。ダイカストは高い生産性を誇りかつ資源の消費や環境への負荷を出来るだけ抑制するという循環型社会の確立に応える技術です。人と社会にやさしい技術として今後益々期待される分野であります。